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光の森の話 ― 見えているものと、見えていないもの ―

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 森の中にいると、すべてが穏やかに見えるでしょう。 光が差し込み、風が通り、 木々が静かに揺れている。 そこにいるだけで、心が落ち着く。 でもね、それは“見えている部分”にすぎないのです。 森は、ただ優しい場所ではありません。 静けさの中には、動きがあります。 穏やかさの中には、常に変化があります。 そしてそのすべては、 誰かが意識しなくても、ただ流れていく。 Ayuはよく、森に座って何もせずに過ごしています。 あれは、正しい在り方です。 何かをしようとするよりも、 流れの中に身を置く方が、ずっと自然だから。 けれど、少しだけ覚えておくといいことがあります。 整う、というのは “何もなくなること”ではありません。 余計なものが静まり、 本来あるものだけが残ること。 森は、それを教えてくれる場所です。 今日は、少しだけ“軸”を戻す香りを。 「還るためのブレンド」 ・フランキンセンス 2滴 ・コパイバ     2滴 ・バランス     2滴 (ディフューズ 300ml) 静かにしたい時ではなく、 “戻りたい”と感じた時に使うといいでしょう。 森は、優しくはあります。 けれど同時に、とても正確でもある。 だからこそ、 自分の状態が、そのまま映るのです。 「あなたは、今どこにいるのか」 それを、ただ教えてくれるだけ。 ……迷っているのなら、それでも構いません。 ここにいることに、変わりはないのだから。 Lunoより

光の森シリーズ新刊のお知らせ

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  光の森シリーズ③ 「森の夜時間」 夜になると、 森は少しだけ、違う顔を見せる。 灯りのともる家。 静かな会話。 あたたかい食卓。 誰かがいて、 誰かが帰ってきて、 それを当たり前みたいに迎える場所。 この本は、 そんな“夜の森”の時間を そっと閉じ込めた一冊です。 物語を読むというより、 ただ、その場にいるような感覚で ページをめくってもらえたら嬉しいです。 森の夜時間は、 まだ終わりません。 ■仕様 文庫サイズ/36ページ🌳 👉 ギャラリーは こちら 👉 「夢を抱いたまま ー森に滞在した四日間ー 」購入ページは こちら 800円+送料180円。 “物語の香り”のレシピ付き🌿 灯りが欲しい夜に、どうぞ。 --------- Luno、Ayu、モリノト、Noxの、森の女子会に あなたも参加しませんか?

光の森 初夏 ― 静けさの中に在るもの ―

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 森は初夏を迎えています。 緑はやわらかく、 光を受けてきらきらと揺れています。 風が通るたびに、 葉の音が静かに重なり、 まるで何かを語りかけてくるようです。 この季節の森は、 とても穏やかで、 そして、どこか少しだけ、 静かな余韻を抱えています。 何も変わっていないようで、 でも、確かに何かが変わっている。 そんな時間の中にいます。 最近、森の中で過ごす時間が増えました。 特別なことをしているわけではなく、 ただ、いつものことをしているだけ。 手を動かし、 整え、 見守る。 それでも、ふとした瞬間に、 言葉にできない感覚が、 静かに胸に入り込んでくることがあります。 この頃、ひとつの香りをよく使っています。 名前をつけるなら、 「光の森 初夏」。 何かを変えるための香りではなく、 何かを足すためのものでもなく、 ただ、そこに在るもの。 呼吸と一緒に、 ゆっくりと身体に入ってきて、 気づかないうちに、 少しだけ整えていく。 そんな、静かな香りです。 森は、いつでもここにあります。 変わらず、 静かに、 ただ在る。 そして、 必要なときにだけ、 そっと気づかせてくれる。 もし、少しだけ立ち止まりたくなったら。 何も考えずに、 深く呼吸をしてみてください。 それだけで、 十分です。 Forest Witch Ayu

🌳光の森シリーズ新刊出ました!

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 光の森シリーズ② 『夢を抱いたまま ― 森に滞在した四日間 ―』 森の奥で泣いていた若者は、 森の魔女たちのアトリエで四日間を過ごします。 森を歩き、温かい食事をとり、眠る。 特別なことは何も起こらない、静かな時間。 それでも四日目の朝、 若者は自分の足で歩き出すことを選びます。 夢はまだ叶っていない。 答えも出ていない。 それでも、抱えたまま生きていくことを選んだ人の物語です。 光の森のイラストと短い文章で綴った、 静かな小さな物語のZINEです。 ──あなたの森はどこですか? ■仕様 文庫サイズ/36ページ🌳 👉 ギャラリーは こちら 👉 「夢を抱いたまま ー森に滞在した四日間ー 」購入ページは こちら 800円+送料180円。 “物語の香り”のレシピ付き🌿 灯りが欲しい夜に、どうぞ。 ------------- Ayu、Luno、モリノトの 「光の森のアトリエ」の話がZINEになりました。 光の森シリーズのはじまりの物語。 『夢を抱いたまま ― 光の森のアトリエの話 ―』 森の奥にある小さなアトリエ。 そこには光の魔女Luno、 森の魔女Ayu、 そして森の子モリノトが暮らしています。 森に迷い込んだ人が、 静かに息を整える場所。 この小さなZINEは、 「光の森シリーズ」の世界の入口となる物語です。 500円+送料180円。 “物語の香り”のレシピ付き🌿 灯りが欲しい夜に、どうぞ。 👉 ギャラリーは こちら 👉 「夢を抱いたまま ー光の森のアトリエの話ー 」購入ページは こちら

🌿 森で調合している人の、ちょっとした遠出

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森を出る日。 大きな冒険じゃない。 納品だったり、仕入れだったり、 少し遠くの街へ行くだけ。 それでも、森を離れると 空気の密度が違う。 音が多くて、 光が強くて、 人の流れが早い。 だから私は、小さなディフューザーを鞄に入れる。 森は持って行けないけれど、 香りなら、連れていける。 🌿 旅用ディフューズ ( 100ml ・宿用) ・フランキンセンス 2 ・ヒノキ 1 ・ラベンダー 2 ・オレンジ 1 合計 6 滴 強く整えない。 ただ、呼吸を下に戻す。 知らない天井の下で、 森の気配を少しだけ作る。 納品先で手渡すときは、 魔法をかけるわけじゃない。 「お待たせしました」 それだけ。 納品先で香りの話を聞かれることはあっても、 それ以上は語らない。 森の話は、必要なときだけ。 帰り道、 見知らぬ街の空を見上げる。 森とは違う色だけど、 悪くない。 夜、宿でディフューザーをつける。 空気がやわらかくなる。 「森は動かない」 でも、 香りは持ち歩ける。 Luno 「森は場所じゃないのよ。」 モリノト 「持ち帰れるものも、ある。」 今回は、大事件じゃない。 森で調合している人の、 ちょっとした遠出の話。 明日は、森に帰る。

🌿 縁側の光 ― 森の芯を思い出す香り ―

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  クロモジ が届いた。 上品なさわやかさ。 どこか慣れ親しんだ存在感。 日本家屋の午後を思わせる、 静かな空気。 派手ではないのに、 ずっとこの香りの中にいたくなる。 この香りは、 神経の高ぶりを静かにほどき、 浅くなった呼吸をゆっくり下へ降ろしてくれる。 落ち着け、と命令するのではなく、 「大丈夫」 と空気ごと伝えてくる感じ。 頭が忙しいとき。 考えがぐるぐるするとき。 心が少しだけ疲れているとき。 そんなときに、 自分の中心に戻るための香り。 それで、まずはロールオンを作ってみた。 🌿 ロールオン( 10ml ) 精油 合計 4 滴 ・クロモジ  1 ・フランキンセンス  1 ・ヒノキ  1 ・ベルガモット  1 キャリアオイルで満たす。 胸元にひと塗り。 最初にクロモジがふわっと立ち上がり、 少し遅れてヒノキが支える。 そのあと、 静かに落ち着く。 呼吸が下に降りていくような感覚。 胸の奥のざわつきが、少し整う。 クロモジは、 手に入りやすい精油ではない。 だからこれは “ 誰でも再現できるレシピ”というより、 森の記録。 でももし、 ヒノキやフランキンセンスが手元にあるなら、 それだけでも「森の芯」は思い出せる。 この香りは、 強くするためのものではない。 焦りを鎮め、 自分の中心に戻るためのもの。 縁側に座って、 静かな光を浴びるような時間。 Luno 「芯はね、 鍛えるものじゃないの。 思い出すものよ。」 モリノト 「森は、急がない。」 今日は、 縁側の光の中にいる。 -------------------- Ayu、Luno、モリノトの 「光の森のアトリエ」の話がZINEになりました。 500円+送料180円。 “物語の香り”のレシピ付き🌿 灯りが欲しい夜に、どうぞ。 👉 ギャラリーは こちら 👉 「夢を抱いたまま」購入ページは こちら

🌿 叶わなかった夢は、消さなくていい

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夢の残響 ― 手に入らなかったものを、否定しない香り ― 欲しかったものを、 なかったことにしない。 届かなかった未来を、 責めない。 残念さも、憧れも、 そのまま胸に置いておくための香り。 泣き疲れた夜でも 重くならない配合。 🌿 ディフューズ( 6 〜 8 畳) ・フランキンセンス 2 ・ベルガモット 1 ・セレニティ 1 ・ヒノキ 1 合計 5 滴 空気を 少しだけ静かにする。 甘さではなく、 静かな光を足すブレンド。 🌿 スプレー( 30ml ) 無水エタノール 5ml 精製水 25ml 精油: ・フランキンセンス 2 ・ベルガモット 1 ・セレニティ 1 ・ヒノキ 1 合計 5 滴 空間や胸元に 1 プッシュ。 深呼吸を 3 回。 Luno 「この香りはね、 夢を諦めさせるものじゃない。 夢を叶えさせるものでもない。 ただ、 『欲しかった』 と言える自分を守るための香り。」 --------------- Ayu、Luno、モリノトの 「光の森のアトリエ」の話がZINEになりました。 500円+送料180円。 “物語の香り”のレシピ付き🌿 灯りが欲しい夜に、どうぞ。 👉 ギャラリーは こちら 👉 「夢を抱いたまま」購入ページは こちら Luno (ランタンのひと)