光の森 初夏 ― 静けさの中に在るもの ―


 森は初夏を迎えています。

緑はやわらかく、
光を受けてきらきらと揺れています。

風が通るたびに、
葉の音が静かに重なり、
まるで何かを語りかけてくるようです。

この季節の森は、
とても穏やかで、
そして、どこか少しだけ、
静かな余韻を抱えています。

何も変わっていないようで、
でも、確かに何かが変わっている。

そんな時間の中にいます。



最近、森の中で過ごす時間が増えました。

特別なことをしているわけではなく、
ただ、いつものことをしているだけ。

手を動かし、
整え、
見守る。

それでも、ふとした瞬間に、
言葉にできない感覚が、
静かに胸に入り込んでくることがあります。



この頃、ひとつの香りをよく使っています。

名前をつけるなら、
「光の森 初夏」。

何かを変えるための香りではなく、
何かを足すためのものでもなく、

ただ、そこに在るもの。

呼吸と一緒に、
ゆっくりと身体に入ってきて、
気づかないうちに、
少しだけ整えていく。

そんな、静かな香りです。



森は、いつでもここにあります。

変わらず、
静かに、
ただ在る。

そして、
必要なときにだけ、
そっと気づかせてくれる。



もし、少しだけ立ち止まりたくなったら。

何も考えずに、
深く呼吸をしてみてください。

それだけで、
十分です。



Forest Witch Ayu


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