魔法薬のラッピングの話


 今日は、ラッピングの話。

魔法薬が3本、
誰かの手に渡ることになったから、
少しだけ可愛くしてみた。

Luno
「“少しだけ”って言ってるけど、
Ayu、最初はもっと盛ろうとしてたでしょ。」

Ayu
「……否定はしません。」

派手な箱、
きらきらのリボン、
一瞬、脳裏をよぎったけど。


Luno

「それ、魔法薬じゃなくて
誕生日プレゼント売り場の思考ね。」

……というわけで却下。

中身より先に
ラッピングが自己主張するのは違う、
というLunoの圧により、
白い巾着に落ち着いた。



触ると少しだけやわらかくて、
紐は落ち着いた色。

刺繍も、
「可愛い!」より
「……あ、いる」くらいの存在感。

モリノト
「開ける前が、いちばん静か。」

Luno
「ほら。
もうこの時点で勝ってるわ。」

巾着をきゅっと結ぶと、
たしかに音がすっと小さくなる。

ロールオンは、
魔女っぽさよりも
現実的な理由で、
透明の袋に入れてから。

Luno
「魔女でも清潔感は大事。
そこ勘違いすると一気に怪しいから。」

Ayu
「確かに……。」

モリノト
「きれいだと、
安心の音がする。」

Luno
「そうそう。
見せたいのは魔法じゃなくて、
“これ、大丈夫なやつ”って気持ち。」

Ayu
「使う前に、
ちょっと深呼吸できたらいいなって。」

今日は、鍋に火は入れなかった。
でも、包む作業をしてたら、
なんだかちゃんと仕事した気分。

Luno
「ええ。
包むのも立派なLab業務よ。
むしろここ手を抜く人、多いし。」

モリノト
「静かな日は、
あとで効くよ。」

……たぶん、そう。

今日もLabは、
騒がしくもなく、
でも確実に動いていました。


次は、鍋の後片付け。
たぶん一番、地味で大事な話。

コメント

このブログの人気の投稿

森のアトリエの仲間たち

🌿 叶わなかった夢は、消さなくていい

🌙 光の魔女 Lunoより――Forest Witch Ayu / Ayu Witch Labへようこそ