魔法薬はこうして生まれる― レシピの話をする前に ―


 ときどき聞かれる。

「レシピは、どうやって決めているんですか?」って。

たぶん、
精油の名前とか、
滴数とか、
そういう答えを想像されていると思う。

でも、Labでは少し違う。

Luno
「配合はね、答えじゃないの。」

Ayu
「じゃあ、なに?」

モリノト
「先に、空気を決めるんだよ。」


最初に決めるのは「状態」

Labで魔法薬を作るとき、
最初に考えるのは
「元気にするかどうか」じゃない。

  • 休ませたいのか

  • 整えたいのか

  • 何もしない時間を作りたいのか

その人や、その日の
状態を思い浮かべる。

状態が決まらないまま、
精油は選ばない。


精油は「役割」で選ぶ

名前や効能より、
役割を見る。

  • 前に出る子

  • そっと支える子

  • 全体をまとめる子

それぞれが
ちゃんと居場所を持っているか。

Luno
「主役が多すぎると、
 うるさくなるのよ。」


できあがりのサイン

モリノト
「説明したくなくなったら、
 できてる。」

Luno
「それ以上いじると、
 だいたい壊れる。」

香りを嗅いで、
「もう足さなくていいな」と思えたら、
そこで終わり。


レシピについて

レシピは、
誰かに見せるためのものじゃない。

迷わないための地図

だからLabでは、
配合より先に、
空気を決める。

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